暴力団最少2万5900人 山口組抗争は9件発生

 全国の暴力団構成員や準構成員らの数は、令和2年末時点で過去最少の2万5900人(前年比2300人減)となったことが8日、警察庁のまとめで分かった。16年連続の減少で、背景に暴力団排除の広がりや取り締まりの徹底があるとみられる。うち構成員は1万3300人だった。

 山口組と神戸山口組の対立は続いており、両組の抗争関連とみられる事件は2年中に9件発生した。愛知や兵庫など6府県の公安委員会は同年1月、暴力団対策法に基づき両組を「特定抗争指定暴力団」に指定。活動が厳しく制限される「警戒区域」は10府県の19市町に上る。

 警察庁によると、構成員と準構成員らを合わせた団体勢力別では、山口組が8200人で全体の31・7%を占めた。平成27年に分裂した神戸山口組が2500人(9・7%)、同組から派生した絆会は490人(1・9%)。他に住吉会は4200人(16・2%)、稲川会は3300人(12・7%)だった。

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