浮かぶ児相の不作為、背景に業務負担 千葉小4女児死亡事件

野田市の小学4年生の女児が死亡した事件で、会見する県柏児童相談所の二瓶一嗣所長(中央)=1月28日、千葉市中央区(橘川玲奈撮影)

野田市の小学4年生の女児が死亡した事件で、会見する県柏児童相談所の二瓶一嗣所長(中央)=1月28日、千葉市中央区(橘川玲奈撮影)

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件をめぐっては、児童相談所の不作為の数々が浮かび上がる。一方、全国の虐待相談の対応件数は過去最高を更新するなど対応が追いつかない現状がある。国は人員増などに乗り出しているが今回、児相は「緊急度を見誤った」とし、人員の「数」でなく「質」が問題視されている。専門家は「児相としての使命感が足りない」と、子供の命と向き合う児相の姿勢に疑問を投げかける。

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