傾いて泳ぐサメ発見 省エネ泳法?「五輪選手のヒントになる」

 サメの一種「ヒラシュモクザメ」が、海の中で体を横に傾ける変わった姿勢で泳ぐことを発見したと、国立極地研究所などのチームが29日、発表した。体を傾けることでエネルギーを節約して泳ぐことができるという。人間の泳ぎ方の改良や燃費の良い水中ロボットの開発に役立つ可能性があり、極地研の渡辺佑基准教授は「オリンピックの競泳選手が世界記録を狙うためのヒントになるかもしれない」と話している。

 チームはオーストラリアや中米などの海で、ヒラシュモクザメの背びれに記録装置を取り付け、泳ぎについて調査。その結果、体を60度ほどに傾けて泳いでいることが分かった。5~10分ほど右に体を傾けた後、反転して左に傾けるという動きを繰り返していた。

 大きな背びれに原因があるとみて、模型を使った実験をした。すると体を横に傾けた場合、背びれが飛行機の翼のような役割を果たし、より少ないエネルギーで泳げることが判明した。

注目まとめ

    アクセスランキング

    もっと見る

    ピックアップ