勇猛なあだ名は“名将の証” 「砂漠の狐」「狂犬」「韋駄天」「人殺し」

ロンメル率いるドイツアフリカ軍団(DAK)の機甲戦力を担った四号戦車F型(2005年5月、米メリーランド州アバディーン米陸軍性能試験場、岡田敏彦撮影)

ロンメル率いるドイツアフリカ軍団(DAK)の機甲戦力を担った四号戦車F型(2005年5月、米メリーランド州アバディーン米陸軍性能試験場、岡田敏彦撮影)

【軍事ワールド】

 トランプ次期米大統領は1日、次期政権の国防長官にジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)を指名すると発表した。マティス氏は44年の軍歴を持つ退役海兵隊大将で、あだ名は「狂犬」。物騒なニックネームから日本のメディアでは武闘派のイメージで伝えられたが、勇猛なあだ名がつくのは名将の証だ。今回から数回にわたって、古今東西、名将とそのあだ名を紹介する。(岡田敏彦)

 砂漠の狐

 もっとも有名な軍人のあだ名といえば第二次大戦時、ドイツの「砂漠の狐」ことエルウィン・ロンメル将軍だろう。ナチス・ドイツの進撃に触発されアフリカで戦端を開いたイタリア軍は、連合軍(英軍)に叩きのめされる。

 ロンメルは1941年2月、そのイタリア軍を救援する形でアフリカ軍団を率い、砂漠を縦横無尽に駆け抜けることとなる。一時は英国の最後の拠点であるアレクサンドリア(エジプト)に迫る勢いを見せた。敵の英軍より劣る兵力で神出鬼没の戦いを見せたことから、知恵で狩りを行う狐に例えられ「砂漠の狐」のあだ名がうまれた。

ロンメルの機動力生かした戦い方を支えた3号戦車(2002年10月、ドイツ・ラインラントプファルツ州・コブレンツ軍事技術博物館、岡田敏彦撮影)

ロンメルの機動力生かした戦い方を支えた3号戦車(2002年10月、ドイツ・ラインラントプファルツ州・コブレンツ軍事技術博物館、岡田敏彦撮影)

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