トイプードル警察犬、活躍 殺処分を免れ…成長物語が本に 

 小犬ながら茨城県警の嘱託警察犬に採用されたトイプードル「アンズ」(雌、4歳)が活躍している。飼育放棄され、殺処分寸前だったところを引き取られた成長の物語は「警察犬になったアンズ 命を救われたトイプードルの物語」という本にもまとめられた。

 「ここまで来るのは長かった」。19日に警察学校で開催された嘱託式で、飼い主の警察犬指導士、鈴木博房さん(66)=茨城県東海村=は訓練を披露する様子に目を細めた。

 生後3カ月の2013年3月、元の飼い主に殺処分の施設へ連れて来られたアンズは、鈴木さんの目に留まり引き取られた。自宅で飼う警察犬のシェパードが足跡に残されたにおいを追う訓練をしていると、アンズも興味を示した。県警では試験的に警察犬の募集を全犬種に広げており、受験すると審査は一発合格。昨年1月から採用された。

 昨年はシェパードと一緒に行方不明者の捜索などで10件ほど出動した。鈴木さんは「今年は完全な独り立ちが目標かな」とアンズに語り掛けた。

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