タイガーマスクが卒業の児童を激励 群馬

 「タイガーマスク」運動の先駆けとなった前橋市の会社員、河村正剛さん(43)が平成22年のクリスマス、「伊達直人」として前橋市の中央児童相談所にひっそりと贈った10個のランドセルが児童らの小学校卒業に合わせて役目を終える。河村さんは20日、そのうちの2つを受け取った男児らの激励に児童養護施設フランシスコの町(高崎市)を訪れた。

 「勉強はどう。好き?」河村さんの問いかけに、黒いランドセルを抱えた2人の男児(12)はうなずき「中学で一生懸命勉強したい」と答えた。

 河村さんは「君たちはひとりぼっちじゃない。そしてぜひ、大人になったら困っている子供を助けてあげて」と語りかけた。

 昨年12月、河村さんが正体を明かしてから、県内では企業や行政からさまざまな支援の手が差し伸べられたが、河村さんは「子供たちの将来の選択肢を広げることが僕たち大人の役割。社会的養護を受け暮らしている子らへの支援を全国に広めたい」と語った。

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