和歌山・旧中筋家住宅の望山楼が春の特別公開 山々一望、見晴らし楽しむ

 江戸時代末期に建てられた大庄屋の屋敷で国の重要文化財の「旧中筋家住宅」(和歌山市禰宜)で20日、主屋3階の座敷「望山楼(ぼうさんろう)」が特別公開され、訪れた人たちは山々が一望できる見晴らしを楽しんだ。

 市の保存修理を経て平成22年から一般公開が始まり、毎年春と秋に望山楼が特別公開されている。

 敷地面積は約2200平方メートルで、望山楼は3階にある10畳の座敷。接待や宴会に使われていたとされ、東側は地元の高積山、西側は岩橋千塚古墳群のある山々を見渡すことができる。

 この日は、訪れた人たちに、江戸時代は和歌山城や淡路島の山も眺められたとされることや、畳に市松模様があつらえられていることなどが紹介された。

 家族で訪れた紀の川市貴志川町の高校2年、粟田彩恵子さん(17)は、「見晴らしが良く、とてもきれい。高い建物や電線がなかった昔は、もっと遠くまで見えたのかなと想像しました」と笑顔で話していた。

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