欧州、「未知の粒子」発見に最大加速器強化へ、宇宙の謎に迫る

 欧州合同原子核研究所(CERN、スイス)は11日までに、万物に重さを与える「ヒッグス粒子」を発見した世界最大の加速器LHCの性能を強化すると発表した。未知の粒子発見が期待されているLHCのパワーアップにより、宇宙の謎解明にさらに一歩近づきそうだ。

 強化されるのはLHCに陽子を供給する入射器。報道陣に公開された新型の入射器Linac4は全長90メートルで、陽子をより高いエネルギーを持った状態で送り込むことができるようになる。地下12メートルに設置され完成に約10年かかった。

 LHCはジュネーブ近郊に設けられた1周約27キロの円形加速器。互いに逆方向に進む陽子と陽子をほぼ光速まで加速して衝突させ、宇宙誕生直後に等しい状況を作り出すことができる。CERNは2012年LHCを用いた実験でヒッグス粒子を見つけた。(共同)

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