龍馬最長の手紙、実物発見 兄に寺田屋事件つづる 「西郷隆盛が助けに来ようとしてくれた」

 坂本龍馬が記した中で「最長」といわれ、1913年に火災で焼失したとみられていた手紙のうち、6枚を北海道の男性が所有していることが高知県への取材で15日、分かった。

 手紙は龍馬が長崎で記したとされ、慶応2(1866)年12月4日付。写本から内容は全て判明しており、6枚は手紙全体の約4割とみられる。兄の権平らに宛て、幕府側の襲撃を受けた寺田屋事件の話などをつづっていた。

 龍馬の遺品は1900年ごろ北海道に移った子孫が保管していたが、その多くが13年の火災で焼失。「最長手紙」のうち1枚は京都国立博物館(京都市)が所蔵しているが、それ以外は焼けたとされていた。

 手紙には、龍馬が寺田屋事件を振り返り「うれしかったのは、京都の藩邸にいた西郷隆盛がこの事件の一報を聞き、短銃に弾を込めて、私を伏見まで助けに来ようとしてくれたこと」といった内容を記載。負った傷と治癒の経過なども詳細につづっている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ