ライチョウのひな誕生 国の人工繁殖事業で初

 国の特別天然記念物で絶滅危惧種「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む富山市ファミリーパークは18日、2羽のひながふ化したと発表した。環境省などが進める人工繁殖事業で、成鳥まで育てつがいにし、ひなが誕生するのは初めて。同パークでは5月20日に産卵を確認していた。

 ニホンライチョウは北アルプスなどの高山帯に生息する日本の固有種。環境の変化による外敵の増加などから、生息数が減少したのを受け、環境省などが平成24年に「ライチョウ保護増殖事業計画」を策定した。

 27年と28年に北アルプスの乗鞍岳(長野、岐阜両県)で野生の卵を採集し、同パークと上野動物園(東京都)、大町山岳博物館(長野県大町市)で成鳥まで育てた。今年初めて3施設で雌雄がそろい、人工繁殖に取り組んでいた。

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