天空の研究拠点 東京スカイツリーの意外な現場 記者が恐る恐る昇ってみると…

 同研究所の三木貫主任研究員は「どの程度の電流がどのくらいの時間をかけて流れるのか。こうした特性を解明し、地上の電力設備や情報機器などを低コストで守る仕組みを考えることが、この観測の第一の目標」と話す。

 それにしても、研究者たちはこんな高さで作業して、怖くないのか。三木主任研究員は年に1、2回、装置の電池交換や点検のため、20キロほどの荷物を背負って昇ってくるそうだ。「私は怖さには慣れています」とサラリと話してくれた。

 地球温暖化対策や暮らしの安全に役立てようと、スカイツリーを拠点に研究者たちが日々、汗を流している。ぼんやり眺めてきたツリーの見方が一変する一日だった。(科学部 草下健夫)

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