デビューしたての警察犬「エルフ号」お手柄 行方不明の96歳男性を発見

 淡路市内で行方不明になっていた高齢男性を発見し救出に貢献したとして、淡路署は県警鑑識課の警察犬「エルフ・オブ・ハウスベッケン号」に署長表彰を贈った。

 エルフ号は1歳7カ月のシェパードのオス。8月10日午前、淡路市の自宅から行方不明になった男性(96)の捜索要請を受け、11日午前10時すぎから捜索を開始、直後に自宅から約70メートル離れた竹やぶに転落していた男性を発見した。同署によると、男性は転落した際に尻などにすり傷などを負い、軽い脱水症状もあったが命に別条はなく、その後回復したという。

 現場は竹が生い茂っており立ち入りが難しく谷あいの場所だったため、死角となっていた。男性は足が不自由なため転落場所から動くことができなかったという。エルフ号は尻尾を振って男性に近づき、場所を署員らに知らせた。

 昨年6月に直轄警察犬に採用され、今年5月に実戦デビューしたばかりのエルフ号。これまで行方不明人の捜索などに約40回出動したが、今回が初のお手柄となった。訓練してきた同課の横野雅彦警部補は「人懐っこい性格で甘えたがりだが、好奇心旺盛で訓練にも一生懸命取り組んでくれた」と振り返った。発見したときはエルフ号と一緒になって喜んだという。

 署長室で久保山透署長から表彰を受けたエルフ号は、集まった報道陣に少し驚いた様子だったが「次も頼むで」と横野警部補に頭をなでられると、尻尾を振って応えていた。

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