落ちる… 刺された! 悲鳴とどろく「VR体験施設」東京に続々誕生 恐怖、冒険、海外へ

 「VR(バーチャル・リアリティー)」が大革新。冒険、恐怖…さまざまな体験を用意したアミューズメント施設が東京で増えている。目と耳をふさいで仮想現実を体感する「ヘッドマウントディスプレイ」の臨場感がすさまじく、人間の脳のダマされやすさも実感した。(重松明子)

 「うぉー!」「ぎゃー!」。新宿・歌舞伎町。7月に開業した「VR ZONE SHINJUKU」に悲鳴がとどろいていた。

 VRによるアドベンチャー体験施設で、14のアクティビティから「高所恐怖SHOW」を選んだ。

 「これから、地上200メートル地点まで行き、子猫を救ってきていただきます。準備はよろしいでしょうか?」と係員。

 肉眼の世界は、低い平均台の先に猫人形が置かれているだけ。余裕、余裕‥と高をくくっていたが、ヘッドマウントディスプレイが装着され、目の前のエレベーターの扉が開くと、いきなり超高層ビルの突き出た板の上に押し出された。

 足元がすくむ。その先で子猫が「ミャ~」。上を向けば青空、下を向けば遙かなる地上という、目もくらむ光景に縮み上がりながら一歩、二歩‥突然、板の一部が衝撃とともにバンッ!と砕けた。ヒャ~! 腰を抜かしながらも子猫を保護、四つんばいのままガクガク後ずさりで無事生還。冷や汗ダラダラ、完全に脳がダマされていた。

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