第21回若手芸術家奨励制度・対象団体 ズゥカック劇団・文化協会(レバノン) 演劇通じ難民に社会心理的支援

 Zoukak Theatre Company and Cultural Association

 イスラエル軍のレバノン侵攻があった2006年、若手女優のマヤ・ズビブさんらが、学校に避難した子供や女性に対し、演劇療法を用いて社会心理的な支援活動を始めたのをきっかけに、ベイルートで設立した。

 その後、演劇療法の手法を芸術として発展させるため、地元のアーティストが自由に利用できる交流の場として、08年にスタジオをオープン。このスタジオで演劇、ダンス、教育などに関するワークショップを開催し、若手アーティストの指導を行っている。

 レバノン国内には200万人の難民がいるといわれるが、「演劇を通して個人に力を与え、集団への関わりを持たせる」(ズビブさん)ことを目的に、パレスチナ人難民、シリア人難民、スーダン人難民、イラク人難民、さらには家庭内暴力の被害者などを対象に社会心理的な支援活動を続けている。

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