進化するペンキ 壁紙よりも簡単 DIYで部屋の壁をアートに

【近ごろ都に流行るもの】

 ペンキ…と聞くと、看板や銭湯画などの少々毒々しい色彩のイメージもあったが、最近はニュアンスのある色合いと質感が魅力的。壁のクロスの上に直接塗れて揮発臭もなく、オシャレで安全性を高めた塗料に進化している。壁紙よりも扱いが簡単で、業者に頼むよりも安くリフォームできることから、DIYの室内塗りが広がっている。(重松明子、写真も)

 「琥珀(こはく)のきらめき」「深海の蒼(あお)」「オリーブの葉裏」…。微妙な色合いの名を冠した200色以上のペンキが並ぶのは、ネットショッピングモール「楽天市場」の人気店「壁紙屋本舗」のサイトだ。

 アートな輸入壁紙を日本に紹介したことで知られる壁紙専門店で、室内壁用ペンキが主力商品に育ってきている。

 「壁紙に興味を持ってくれても、『難しそう』『面倒』と、自分でやるところまでいかない人も少なくない。そこで、壁紙より簡単に扱えるペンキを思いついた。気を付けるのは境目のマスキングだけ」と濱本廣一社長(44)。

 塗料メーカー「ターナー色彩」と共同開発し、7年前に商品化した「イマジンウォールペイント」(2リットル=12~14平方メートル分、4968円など)は、現在累計販売24万リットルを突破。6畳間の壁の一面を17万室分塗った計算になる。

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