栃木・那須の九尾狐太鼓 3台修繕へ 東日本鉄道文化財団が支援

 栃木県那須町の創作太鼓「白面金毛(はくめんきんもう)九尾狐(きつね)太鼓」で使われている太鼓3台の修繕が12月から東日本鉄道文化財団の支援を受けて進められる。修繕に向けて九尾太鼓保存会、町、商工会などで実行委員会が組織され、事業計画を提出、同財団の地方文化事業支援の対象として承認された。

 修繕するのは長胴太鼓3台。これまで皮の緩みなどを修理してきたが、今回は初めて皮を全て張り替える。12月にも東京都台東区の専門業者に送る。修繕完了は来年3月の予定。合わせて太鼓を移動する際に使うケースも新調。約52万円の費用のうち、50万円までは同財団が補助する。

 九尾太鼓は昭和60年、那須温泉に後世まで残る郷土芸能を作ろうと始まり、初の演奏曲の「白面金毛九尾狐太鼓」は「あざみの歌」などで知られる作曲家、八(や)洲(しま)秀章が手がけた。

 演奏メンバーは現在14人。平成11年にホノルルフェスティバル、17年に県代表として「愛・地球博」に出演。活動を支援する保存会も同町湯本の旅館や商店主を中心に8年に設立されている。(伊沢利幸)

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