遺族らがしばしの別れ 御巣鷹の尾根が来年4月まで閉山

 520人の犠牲者を出した日航ジャンボ機墜落事故の現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」が14日、冬季の閉山期間に入るのに合わせ、遺族らが供え物を片付けるなど墓標の冬支度をした。来年4月29日に開山する予定。

 この日は悪天候の中、尾根の管理人の黒沢完一さん(74)が昨年に引き続き、御巣鷹山慰霊碑(昇魂之碑)の前に色とりどりの造花を供えた。「冬になると登山者がいなくなるので、寂しくないように飾っている」と話した。

 上野村では8日、ヘリが墜落し、4人が死亡する事故があったばかり。黒沢さんは「最近は空の事故が多い。改めて空の安全を考えてほしい」と訴えた。

 事故で兄の栗原崇志さん=当時(33)=一家3人を亡くした栃木県大田原市の橋本毅さん(63)は「また来年来ます。待っててね」と報告したという。

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