湘南の「海岸林」を地元の手で守ろう 保全推進協議会が発足

 相模湾沿岸に植栽されているクロマツの「海岸林」を地元住民の手で守ろうと、「湘南海岸林保全推進協議会」が発足した。海岸林は飛砂の防止効果と防風機能があり、東日本大震災では津波の勢いを食い止める効果にも注目が集まった。同協議会では「地元ボランティアを中心に、海岸林を維持する活動を続けたい」としている。(王美慧)

 相模湾沿岸の神奈川県大磯町から藤沢市までの国道134号沿い11・4キロ、広さ85・2ヘクタールにわたって“緑のベルト”と呼ばれる「海岸林」が続いている。この海岸林は、湘南を代表する素晴らしい“景観”としても親しまれている。

 昭和3年に昭和天皇即位を記念した事業の一環としてクロマツと広葉樹の植樹を開始。戦時中に植樹が中断したり、相次ぐ台風によって被害を受けたりしながらも、飛砂被害や塩害を防止する役割を担ってきた。

 また、東日本大震災では、海岸林が漂流物を食い止めたり、津波の勢いを食い止めたりしたという効果もあったことから、海岸林の津波防止の効果にも関心が高まっている。

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