若者よ、旅に出よ! 国際航空路線維持のため官民が海外旅行需要テコ入れ

 海外と日本の相互交流を活性化させようと、訪日外国人旅行客に対するテコ入れだけでなく、日本人の海外旅行客を増やす取り組みが本格化してきた。海外旅行は日本国内の消費にはつながらないが、訪日客増加だけでは国際航空路線の維持が難しくなる事情もあり、官民挙げて需要喚起を加速している。

 「多様化する個人旅行客の需要を取り込む」。JTBワールドバケーションズの生田亨社長は7日、海外旅行商品の発表会で新商品の利便性をアピールした。

 来年1月に発売する新商品「ダイナミックJTB」は、パック旅行の料金を日々変化する“時価”に設定。予約時期によって変わるホテルや航空チケットの価格を反映する設計にした。平成30年度で6万人分の販売を見込む。

 日本人の海外旅行人数はこの20年ほど横ばいが続く。JTBはこの年末年始に限れば海外旅行人数が過去最高の70万人に達するとみているが、旅行先は欧米よりもアジアなど近場の割合が増える見通しだ。別の旅行大手も「若者が旅行商品を使わなくなった」との危機感を抱いている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ