金井宣茂さん宇宙へ ソユーズ宇宙船で午後4時過ぎに出発へ ドアにサイン、バスの車輪には…搭乗前に伝統の儀式

 宇宙飛行士の金井宣茂さん(41)の初飛行がいよいよ日本時間17日午後4時21分に迫った。ロシアの宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)に向かう。搭乗前はさまざまな点検作業のほか、ロシアならではの伝統的な“儀式”も控えている。

 中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地。金井さんと米露の飛行士の計3人が搭乗する宇宙船を搭載したロケットは、15日に発射地点への移動を終えており、17日には燃料の注入や機能の最終点検が進む予定だ。

 宇宙船は1960年代に開発された「ソユーズ」。今回は衛星利用測位システム(GPS)などを採用した最新型「MS」の7号機を使う。ロケットの名前もソユーズで、「結合」「同盟」を意味するロシア語だ。

 金井さんは自身のブログで宇宙船の最終チェックをした際の様子を紹介。「現場のみなさんが口々に、『宇宙船もロケットも万全だから、安心して頑張って来いよ~!』と声をかけてくれるのが、温かく、大変ありがたいものでした」とつづっている。

■ガガーリン以来の伝統

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、金井さんらは打ち上げ約6時間前の午前10時15分ごろ「コスモノートホテル」を出発し、バスで基地に向かう。ロシアの飛行士の習わしにのっとり、ホテルを出る前にはドアにサインをして、ロシア正教の神父から聖水をかけてもらう。

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