東京五輪観戦、障害抱える子供たちにも VRでリアル映像、病院内に「特等席」

 病気や障害などを抱え、2020年東京五輪・パラリンピックを会場で観戦したくてもできない子供たちに大会組織委員会が最新映像技術を駆使した臨場感のある「観戦体験」をプレゼントする構想があることが31日、関係者への取材で分かった。放映権などクリアすべき課題があり規模は限定的になる予定だが、組織委は「さまざまな事情で会場に来られない子供たちに観戦の機会を提供するアイデアの一つ」と説明した。

 構想では360度カメラを使って競技会場で撮影した映像に仮想現実(VR)の技術も織り交ぜ、子供たちが病院などの一室にいながら「特等席」で生観戦しているかのように感じる空間を再現する。実施規模、対象競技は今後検討する。

 組織委は「史上最もイノベーティブ(革新的)な大会」を掲げ、平成29年4月に設置した推進室でこうした最先端技術を活用した取り組みを検討してきた。

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