山梨・甲斐犬の「カイ」 趣味で育て11年…いまや犬舎も

 「私が体調の悪いとき、見に来てくれるほど優しく賢い」という黒虎毛の「カイ」と、恥ずかしがり屋の「ナツ」(中虎毛、メス11歳)が“夫婦”だ。

 「アイ」(中虎毛、メス、6歳)は愛くるしく、「ケン」(黒虎毛、オス2歳半)はイケメンで子犬をかわいがる“イクメン”でもある。さらに、妊娠中の「キララ」(中虎毛、メス3歳)と子犬の「ネネ」(黒虎毛)、「ナナ」(中虎毛)がいる。

 ケンの叔父は、全国の甲斐犬の品評会で優勝した。「その血をひくから、ケンの立ち込みは特に美しい」と有墨さんは微笑む。

 趣味で育てていた甲斐犬。定年後の11年前、つがいから生まれた子犬を家庭用として販売する犬舎の立ち上げを考えた。「甲斐犬は怖いというイメージを変えたかった。育て方次第では、主人以外になつかず他人にほえる、ということはない。犬好きの人に知ってもらいたかった。自分にはそう育てる自信があった」。

 犬舎では、午前8時過ぎの朝食後、近くの河原で1時間ほど自由にさせる。午後4時過ぎに晩ご飯を与える。これまでに巣立った子犬は、約100匹という。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ