第89期棋聖戦予選トーナメント 戸辺誠七段が決勝トーナメント進出

 10連覇を達成した将棋の羽生善治棋聖(47)=竜王=の挑戦者を決める第89期棋聖戦2次予選トーナメントは14日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で、ブロック別決勝の森内俊之九段(47)-戸辺誠七段(31)戦が行われ、戸辺七段が勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。

 森内九段は横浜市出身。勝浦修九段門下。昭和62年、四段プロデビュー。平成14年、九段。タイトル戦登場は25回。獲得は竜王2期、名人8期(十八世名人)、棋王1期、王将1期の計12期。棋戦優勝は13回。森内九段の通算成績は904勝553敗(0・620)。今年度の成績は6勝10敗(0・375)。

 戸辺七段は横浜市出身。加瀬純一。七段門下。平成18年、四段プロデビュー。28年、七段。通算成績は259勝159敗(0・620)。今年度の成績は16勝16敗(0・500)。

 両者の過去の対戦は2局で、1勝1敗。

 振り駒の結果、戸辺七段の先手で、午前10時に始まった。戦型は三間飛車対向かい飛車の相振りになった。森内九段は相振り飛車では珍しい「金開き」に構えた。その後、駒組みが続き、戸辺七段は攻めの理想形である石田流本組み、さらに金銀4枚で堅陣に組み上げた。戸辺六段の攻めを森内九段が受ける展開で進み、両者一歩も譲らずに終盤戦を迎えた。戸辺七段に続いて森内九段も1分将棋となり、最後は攻勢を続ける戸辺七段に森内九段が午後6時27分、155手で投了した。

 持ち時間各3時間で、消費時間は戸辺七段2時間59分、森内九段2時間59分。

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