障害者施設が連携し野菜宅配事業 箱にイベント情報など…購入者との交流で独自色 山梨

 障害者施設を運営するNPO法人ジョブクリエーター(久保川忠理事長、山梨県南アルプス市野牛島)は、山梨県内の5施設と共同で7月から野菜の宅配事業に参入する。農薬や化学肥料を使わない自家製の野菜を箱詰めしたもので、「ふぞろいの元気な野菜」の名で売り出す。野菜箱には各施設の日々の出来事やイベント情報を書き込み、購入者を農業体験に招待するなど、独自色を打ち出して顧客の獲得を進める。(松田宗弘)

 ジョブクリエーターは久保川理事長が平成28年6月に設立した。スタッフは4人で、利用者は精神障害者を中心に13人。現在、8軒の近隣農家から農地を借り、計1・2ヘクタールでサトイモ、サツマイモ、米、キウイ、醸造用ブドウを栽培している。

 イモ類は県内の発酵飲料用の原料として、県内の化粧品会社に全量納入。キウイはスーパーに供給している。

 野菜の宅配は久保川さんの発案。賛同した市内2カ所と甲斐市、山梨市、甲州市の障害者施設が共同で野菜を供給する。全量をジョブクリエーターへ集約、箱詰め後に出荷する。

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