仙台で津波被害の馬術場再開 7年4カ月ぶり、被災馬とも触れ合い

 東日本大震災で被災した仙台市若林区井土地区の「海岸公園馬術場」が8日、約7年4カ月ぶりに再開し、津波に流されながらも生き残った馬「キャンディ」(15歳)らが、来場した子どもたちと触れ合った。

 「乗馬クラブクレイン」(大阪府)が指定管理する同馬術場は津波で大きな被害を受け、当時いた馬55頭のうち19頭が死んだ。キャンディは震災の翌朝、がれきとともに内陸部に流れ着いているのを保護され、奈良県や静岡県の乗馬クラブで過ごしていたが、馬術場の再開に合わせて戻ってきた。

 キャンディはこの日、餌やり体験に参加し、子どもたちから差し出されたニンジンを勢いよくほおばった。仙台市太白区の小学1年、藤尾瑛介君(6)は「近づくと息が熱かった。たくさん食べてくれた」と話した。

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