安倍首相VS朝日新聞 “20年戦争”の始まりを探る

 【有本香の以毒制毒】

 「平成30年7月豪雨」の被災地では、今日も安否不明の方々の捜索と、復旧作業が続けられている。被災された方々が、いま以上に体調を崩されることのないようにと祈るばかりだ。

 そんななか、発災から約1週間後、テレビのワイドショーをにぎわしていたのが、自民党が5日夜に開いた懇談会「赤坂自民亭」である。私も民放の一番組に出演して、大勢でこの問題を論じたが、正直、途中で虚しくなった。

 被災地では猛暑のなか、懸命な救助・救援が続けられている。その同じとき、遠く東京のスタジオで、事情もロクに知らない者たちが、偽善の仮面を被って、「政府は被災地に寄り添っていない」とか、「政治家は自覚が足らない」と感情的に言い放つ。

 これつまり、大災害をテレビの「娯楽」にしているのだ。あえてキツイ表現をすると、これは形を変えた「火事場泥棒」みたいなものではないか。出演者の1人であるが、実に後味が悪く、自戒を込めつつ、改めてテレビの怖さ、罪深さを思い知った次第である。

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