見逃すな 命の危険に直結する5つのサイン

 【殺人猛暑 熱中症サバイバル術】

 連日35度を超える殺人的な暑さが列島に襲いかかる。例年にない過酷な夏にどう対処すればいいのか。ストレス、救命救急、脳神経外科などの専門医を緊急取材してサバイバル術を聞く。

 天気予報で報じられる気温は、日陰で観測されたもの。実際は、道路のアスファルトの照り返しやエアコンの室外機の熱風などで、体感温度が50度以上にもなることが珍しくない。これは体温よりもはるかに高い。

 とりわけ、授業中の小学生や、農作業のお年寄りなど“弱者”にはこたえる暑さで、救急搬送されたり、不幸にも命を落とす人が後を絶たない状況だ。まず異常な気温から、どうやって自らの身を守るかを考えよう。

 「体温よりも気温が高い」という状況では、心身のバランスをコントロールするホルモンや自律神経などの働きが乱れる。自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立ち、呼吸・体温調節・血圧・消化などの働きに関わるため、自律神経が乱れると、体温調節がうまくいかなくなる。

 息苦しい、血流が悪い、食欲がなくなるなど、さまざまな症状に結びつく。脱水症状を伴う熱中症になると、脳機能障害、肝機能障害、腎機能障害などで命に関わる事態となるから甘くみてはいけない。

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