豪雨被災者招き鵜飼い 愛媛・大洲

 西日本豪雨で大規模な浸水被害があった愛媛県大洲市の肱川(ひじかわ)で16日、被災した住民を招待し、観光事業の「大洲の鵜(う)飼い」が行われた。

 被災者に笑顔を届けたいと市観光協会が主催。今月5日時点で同市の避難所で生活していた人を対象に参加者を募集し、27人が招待された。

 午後6時半、肱川に浮かべられた3隻の屋形船に住民が乗り込んだ。肱川を遊覧して、鵜匠(うしょう)の乗るウ舟と並走。巧みな手綱さばきやウがアユを捕る姿を楽しんだ。

 息子2人と参加した同市の40代女性は「いろんなことがあって、この夏に子どもたちを遊びに連れて行くのも難しかった。本当に楽しかったです」と笑顔を見せた。大洲市では、約60年前に古来続く鵜飼いの漁法を観光事業として復活。豪雨で肱川に木が流れ込んだり、ウの飼育小屋が浸水被害にあったりした影響で、鵜飼いは約1カ月間中断されていた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ