林芳正文科相「引き続き適切に運用していく」 朝鮮学校無償化除外の控訴審判決

 国が大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)を高校授業料無償化の適用対象から外したのは適法と判断した27日の大阪高裁判決について、林芳正文部科学相は28日の閣議後会見で「広島、東京、名古屋の各地裁の判決と同じように国の主張が認められた。引き続き制度を適切に運用していく」と述べた。

 朝鮮学校を適用外とした理由にも言及し、「法令に基づく適正な学校運営について十分な確証を得られず、審査基準に適合すると認めるにいたらなかった」と、適切な判断だったことを強調した。

 朝鮮学校への無償化適用の可否をめぐっては、同種の訴訟5件が全国5地裁・支部で起こされており、これまでに1審判決が出ている広島、東京、名古屋の各訴訟ではいずれも国側が勝訴している。

 無償化の制度設計に携わった文科省元事務次官の前川喜平氏が、朝鮮学校側の立場で一連の訴訟に関わっていることについては、「係争中の事案なのでコメントは差し控えたい。裁判の中で国としての考えはきちんと主張していきたい」と述べるにとどめた。

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