西日本豪雨 真備中生、1カ月ありがとう! 間借り校舎とお別れ

 西日本豪雨の被害で校舎が使用できなくなった倉敷市真備町地区内の市立5校のうち、真備東中(真備町辻田)敷地内で進められていた同中と真備中(同町箭田)の仮設校舎が完成。10月1日からの使用に向け、両校ともそれぞれの間借り先でお別れセレモニーを行い、感謝の気持ちを伝えた。

 このうち真備中は、間借りしていた倉敷芸術科学大(同市連島町西之浦)でセレモニーを開催。生徒約240人を代表して川相愛(まな)佳(か)生徒会長(15)が「わずか1カ月間でしたが、とても楽しくて災害のことを忘れるほどでした」と感謝のあいさつ。これに対し同大の河野伊一郎学長が「苦しみを克服することは、みなさんの将来に必ず役立ちます」と励ました。

 同中によると、各クラスともに毎週2時間程度、同大の教授らが特別にガラス玉作りや美術、体育などで指導。また、パキスタンの留学生とカレー作りを楽しんだり、下校前の空き時間は別の学生が宿題を見てくれたりしたこともあったという。

 セレモニー後、学生らが見送る中、生徒たちは10月からの新しい学校生活に向け、笑顔でキャンパスを後にした。

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