宇治川の鵜飼、約半分の日数休業

 宇治市観光協会(京都府)は「宇治川の鵜飼(うかい)」の今シーズン(7月1日~9月30日)の入り込み数が前年より2065人少ない4325人だったと発表した。台風や大雨による増水に見舞われたことで休業日数が期間の約半分に上り、3割の大幅減につながった。

 観光協会のまとめによると、乗船人数は乗合船1965人(昨年比1505人減)、貸し切り船は1400人(同690人減)。一方、ツアー団体客は960人で、130人増えた。

 昨年の休業は計17日だったが、今年は営業期間92日のうち約半分の43日を占めた。特に7月2~20日は西日本豪雨の影響で琵琶湖の放水による増水が続き、9月は台風21、24号が影響した。

 観光協会の担当者は「今年は天候に恵まれなかったが、船の被害もなく半分の日数だけでも営業できてよかった」と話した。

 協会は鵜をつなぐ追い綱をせず、川で自由に魚を取らせる「放ち鵜飼」の復活を目指しており、クラウドファンディングで資金を寄付した人を対象に13日に放ち鵜飼の内覧会を予定している。

 宇治川の鵜飼は、平安時代から行われてきたとされる伝統的な漁法で、宇治の夏を彩る風物詩。2人の女性鵜匠(うしょう)や人工孵化(ふか)した海鵜「うみうのウッティー」が人気を集め、近年は外国人観光客も増加傾向にある。

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