医師が語る「受ける意味がない」健康診断の項目

「必要のない検診」も少なくない(写真/PIXTA)

「必要のない検診」も少なくない(写真/PIXTA)

 誤解を恐れずに言えば、病気を見抜くための「検診」だって、病院や医師にとってはビジネスとしての側面もある。その検査が有効であってもなくても、たくさんの人が受ければ、それだけ儲かるわけであり、その儲けを追求する病院は、本当のことを教えてくれないかもしれない…。

 そこで数ある検診の中で、実は「必要ない」とされる検診を専門家に教えてもらった。専門家たちが異口同音に「要らない」と答えたのが「PET検診」だった。

 国立がん研究センター検診研究部の中山富雄先生が解説する。

 「全身のがんがいっぺんに見つけられる画期的な検診としてもてはやされたPET検診ですが、実際には胃がんや膀胱がんなどの重要ながんが見つかりづらいばかりか、治療の必要がない小さな腫瘍を感知してしまう。不安を煽ったうえ、見落としも多いため受ける意味はない」

 体への負担も大きいと指摘するのは、おおたけ消化器内科クリニック院長の大竹真一郎先生だ。

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