世界を無料Wi-Fiでつなぐ ファーウェイよりも注意…

 中国当局は現在「デジタル・シルクロード」という計画を進めており、自国のIT技術やハイテク機器を世界に普及させるとともに、グローバルなネット接続環境の整備に取り組んでいるようです。

 既に中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では、Wi-Fi接続の際、パスワードの入力など煩雑(はんざつ)な作業が要らないリンクシュアのアプリ「WiFiマスターキー」がより簡便に使えるとあって「Wi-Fiのパスワードを要求されることなしにネットにつながるようになるので、とてもハッピーだ」との肯定的な投稿がある一方、将来、このサービスに当局(中国共産党)の検閲が入ることを想定した「このWi-Fiにアクセスして、ツイッターが使えるの?」といった皮肉めいた投稿もあったようです。

 米国は8月成立の国防権限法で、ファーウェイ、中興通訊(ZTE)など、中国ハイテク企業5社の製品や部品の政府調達を禁じました。2020年8月には5社の製品や部品を使用する企業が、米政府と取引すること自体が禁止されます。

 そして、こうした中国のハイテク機器排除の動きは、米国の同盟国中心に広がっています。日本政府は安全保障上の観点から、ファーウェイとZTEの2社を政府調達の対象から事実上排除する方針を固めたと伝えられています。

 また、オーストラリアやニュージーランドは、国内の第5世代(5G)移動通信網の整備に向け、ファーウェイ製品の使用を禁止。英国では政府がZTEの製品不使用を民間に呼びかけているそうです。

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