第70回さっぽろ雪まつり 2会場になって最多の人出に 大雪像の解体作業にも観光客

 札幌市中央区の大通公園などで11日までわれていた「第70回さっぽろ雪まつり」の大雪像の解体、撤去作業が12日、行われた。重機が大雪像を解体していく迫力の光景に観光客らが携帯電話などで撮影していた。会期中の人出は、つどーむ(東区)と大通公園の2会場の合計としては過去最多の約273万3千人だった。

 会場によって違うが、午前6時すぎから高さ約15メートルの大雪像の解体作業が始まった。警備にあたっていた自衛隊の広報担当者は「作るのは大変だが解体は2、3時間であっという間だ。寂しい思いがある」と心情を吐露していた。

 大雪像を重機で壊していく光景は迫力があり、雪まつりのもう一つの楽しみ方として観光客に人気になっている。昨年は初めて、大雪像の解体作業を見るエリアが設けられたが、今年は作業上の安全やスポンサー企業の了解が得られず実現しなかった。このため、観光客らは歩道や柵の外から撮影していた。

 札幌観光協会などでつくる「さっぽろ雪まつり実行委員会」によると、大通会場とつどーむ会場を合わせた来場者は過去最多だった昨年を9万4千人上回った。8日は札幌でマイナス10度を下回る40年ぶりの寒さとなり客足が鈍ったが、9日からの3連休は天気に恵まれたことや、中華圏の春節(旧正月)の連休が会期に重なり、多くの外国人観光客が訪れ、来場者が増えたとみられる。

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