五輪の熱気を地方へ 鹿屋体大、自転車交流へネット募金

 日本で唯一の国立体育大である鹿屋体育大学(鹿児島県鹿屋市)の自転車競技部が、サイクリングや自転車競技の交流施設を開設しようと、インターネットを通じた募金「クラウドファンディング」で協力を募っている。同部はこれまでに五輪選手を4人輩出し、2020年東京五輪にも現役選手や卒業生たちが出場を目指す強豪チーム。交流施設計画には、東京五輪の盛り上がりを地方にも波及させ、自転車競技をメジャーにしたいとの願いが込められている。

 計画しているのは、廃校になった小学校の体育館を活用した施設「RINJIN BASE」(リンジンベース)。「隣人=市民」と「輪人=サイクリスト」が交流を図る意味を込めて命名した。

 当初は選手のトレーニング環境整備を目標にしていたが、学生たちの「誰でも立ち寄れる交流の場にしたい」という思いから方針を転換。一般市民向け「体験型自転車アクティビティ施設」とトレーニング施設を兼ねた拠点にする。

 鹿屋体大自転車競技部は創設から23年間に58人の日本チャンピオンと、40人超の日本代表選手を輩出。現役・卒業生からロンドン五輪に2人、リオ五輪に2人が出場した名門チームだ。

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