はやぶさ2「何が起きても的確に」 22日着地へJAXA会見

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、探査機「はやぶさ2」を小惑星「リュウグウ」に着地させるための信号を機体に送ったと発表した。着地は22日の予定で、会見したチーム関係者は「何が起きても的確に対処できる。人事を尽くして天命を待つ心境だ」と話した。

 はやぶさ2の着地目標は半径3メートルの狭い平地。設計上の能力では、着地点は狙った場所から50メートルの誤差が生じる可能性があり、大幅に上回る精度が必要だが、地表の目印の活用などで克服できるとみている。

 JAXAの久保田孝教授は「着地さえすれば99%以上、半径3メートルの範囲に入るだろう」と述べ、危険な岩場に着地する可能性はほぼないとの見解を示した。

 降下中に機体が地形を分析し、目標から外れるなどの異常を検知した場合、自動的に着地を中止し上昇する。安全を優先し中止基準は厳しく設定したという。

 計画では21日午前に高度20キロから降下を開始し、22日午前8時ごろ着地。機体底部の物質採取装置を数秒間接地させ、地表に弾丸を発射して舞い上がった砂を取り込む。初代はやぶさは平成17年に着地したが、弾丸発射には失敗した。

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