なるか弾丸発射、初代は失敗 はやぶさ2

 22日に小惑星リュウグウに着地する探査機「はやぶさ2」。初代はやぶさは幾多のトラブルを乗り越えて帰還し、国民的な感動を呼んだが、着地と物質採取はミスをするなど手放しでは喜べない内容だった。

 新旧はやぶさは物質の採取方法は同じで、機体底部から伸びる長さ約1メートルの筒型の装置で行う。先端が接地すると、内部から地表に向け弾丸を発射。舞い上がった砂を装置に取り込む仕組みだ。

 初代はやぶさは平成17年に挑戦したが、1回目は障害物を検知して着地を中止。エンジンを噴射して上昇に転じるはずだったが、姿勢が傾いていたためエンジンの停止機能が働き、噴射できずに降下を続行。地表にぶつかり、100度近い高温の地表に30分以上も不時着してしまった。

 2回目は着地に成功したが、今度はコンピューターのプログラムミスで弾丸の発射に失敗。結局、地球に持ち帰ったのはごくわずかな微粒子だけだった。

 この反省から、はやぶさ2ではプログラムや手順の確認を徹底するほか、弾丸を発射しなくてもある程度の量を採取できるように、筒の先端に砂が引っかかる構造を新たに取り入れた。

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