JR京終駅 建設当時の姿に復元、記念式典開催

 明治時代の姿に復元が進められていたJR京終(きょうばて)駅(奈良市南京終町)の駅舎の工事が終わり、記念式典が23日、同駅前で開かれた。レトロな姿を取り戻した駅舎に多くの地元の人たちが訪れ、完成を祝った。

 奈良市が、京終駅をならまちの南の玄関口として観光拠点にしようと、駅舎の復元や周辺整備を進めてきた。

 同駅は明治31(1898)年に建設された木造平屋建ての無人駅で、改修しながら利用されてきた。建設当時の資料は残っていないが、昭和52年に撮影された駅舎の写真と近隣住民の証言などから開業当初に近い姿に復元された。

 待合室は昨年3月に、カフェとコミュニティースペースは同8月に完成。復元には県産のヒノキやスギが使われ、シャンデリア調の照明と相まって落ち着いたレトロな雰囲気となっている。

 記念式典で仲川げん市長は「駅舎の完成を機に、街の魅力を発信できれば」とあいさつした。

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