進化する新大阪 JRおおさか東線全線開通、ホテル建設ラッシュ

 JR西日本のおおさか東線が16日に全線開業する。起点の新大阪駅(大阪市淀川区)は東海道・山陽新幹線に加え、将来はリニア中央新幹線や北陸新幹線も乗り入れる計画で、交通の要衝としての役割はますます高まる。周辺ではホテル開発が急ピッチで進み、オフィス需要も増大。関西と日本各地を結ぶ観光・ビジネス拠点として活性化の機運が高まっている。(藤谷茂樹)

■奈良へ直通

 おおさか東線は16日に新大阪-放出間(11・1キロ)が開通し、新大阪-久宝寺間(20・3キロ)で全線開業する。JR大和路線と直通運転され、新大阪-奈良間を最短52分で結ぶ直通快速の運行が1日上下4本ずつ始まり、奈良への観光客の利便性が大きく高まる。

 また、2031年開通予定で、関西国際空港へのアクセスを改善する「なにわ筋線」の列車も新大阪に乗り入れる見込み。さらに、リニア中央新幹線は37年、北陸新幹線は46年に新大阪まで延伸される計画だ。

 ただ、これまでの新大阪は新幹線の「乗換駅」として定着し、周辺のまちづくりは停滞していた。そこで大阪府・市は今年1月、再開発に向けて官民の協議会を設置。関西の「玄関口」のまちづくり方針を策定する作業に着手した。

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