「命」の花、今年も JR福知山線脱線14年

 乗客106人が死亡し、562人が重軽傷を負った平成17年のJR福知山線脱線事故から25日で14年となるのを前に、兵庫県尼崎市の事故現場近くの2つの畑に、それぞれダイコンの白い花で描かれた「生」と「命」の文字が浮かび上がった。2文字とも線路沿いにあり、電車の乗客や運転士に生命の大切さを訴えている。

 昨年9月に慰霊施設「祈りの杜(もり)」となった事故現場の南西約300メートルにある「命」はほぼ30メートル四方。近くの農家、松本三千男(みちお)さん(83)が事故4年後の21年から始めた。現場の北東100メートルにある約10メートル四方の「生」は、近くに住む団体職員、萩本啓文さん(65)が27年から育てており、現場を挟むようにして「生命」の2文字を表現している。

 松本さんは「亡くなった方の供養になればと続けている。文字を見た人に命の大切さが伝われば」と話した。

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