京都・産寧坂周辺の観光案内図、大学生制作

 京都の観光名所の一つ、産寧坂(京都市東山区)周辺を紹介するユニークな観光案内図を、京都造形芸術大の学生らが制作した。名所の歴史や言い伝えも記載されており、学生らは「名所に関連する話も盛り込んでいて、面白みのある案内図になっている」と話している。

 案内図は縦1・1メートル、横1・3メートルで、同大学芸術学部の学生9人が制作。金色を基調とした洛中洛外図屏風(びょうぶ)の要素を取り入れた平面的な図に仕上げており、産寧坂にある土産物屋「瓢箪(ひょうたん)屋」の横に観光案内用として設置された。

 産寧坂周辺の観光案内の看板はこれまでも設置されていたが、劣化により看板としての役割を果たせなくなっていた。そのため、平成30年4月に東山区内の自治会から「産寧坂周辺の魅力を伝えられる看板を作りたい」との要望が大学にあり、制作が始まった。

 学生と自治会のメンバーらが意見を出し合うなどしてデザインを考案。その後、学生らが手書きで制作に取りかかっており、制作期間は合わせて半年近くに及んだ。

 案内図には清水寺(同区)など京都の観光名所の位置が示されているほか、産寧坂の言い伝えや関連する歴史上の人物なども紹介されており、観光客向けに工夫が凝らされたデザインとなっている。

 制作メンバーの一人、伊藤練さん(20)は「日本らしい要素を取り入れた案内図を見て、名所の歴史や言い伝えを観光客に知ってもらえれば」と話した。

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