10連休渋滞予測! 移動におすすめの日は? 事故を起こさない、巻き込まれない運転術

 今年のゴールデンウイークは前例のない10連休で、遠出にはもってこいだ。気になる高速道路の渋滞は「分散型」で、移動におすすめの日もあるという。ただ、高速などで事故があれば、身の危険があるだけでなく、深刻な渋滞を引き起こす。事故を起こさず、巻き込まれない運転術をあらためて確認しておきたい。

 NEXCO東日本などの渋滞予測によると、全国で30キロ以上の渋滞は17回。下りは27、28日に中央道の相模湖IC付近、5月3日に東北道の羽生PA付近、上りは5日に東北道の加須IC付近で40キロの渋滞が起こる恐れがある。

 ただ、例年に比べ、今年の予測では目立った特徴がある。10キロ渋滞が昨年の実績比104回増となる一方、30キロ渋滞の区間が8回減となる見込みだ。「休日が増えるので、分散する傾向にあると予測している」と同社の広報担当者。

 特に改元をまたぐ4月30日から5月2日までは、30キロ以上の渋滞予測はゼロだ。自動車ジャーナリストの佐藤篤司氏は「普段のカレンダー通りに働く人もいると思うので、中日(なかび)は渋滞のリスクは減るだろう」と強調する。

 今年はこの3日間を移動に使うのが渋滞回避の一つの手となりそうだが、年末年始の「初日の出暴走」のような「改元」の祝賀ムードに乗じた集団暴走に注意が必要だ。前出の佐藤氏は「下道を含め、はしゃぎ出す車もなくはないので、十分に気をつける必要がある。割り込みを繰り返す車はもちろん、若者が騒いでいる可能性があるミニバンなどがあれば、距離を置くことが大事だ」と警鐘を鳴らす。

 渋滞時に注意したいのは追突事故だ。対策として「前方に渋滞を認知した場合、ハザードランプで後続車にアピールし、前方との車間を少し開け、突っ込まれそうになっても逃げられるようにする。あるいは左右を確認して、どちらかに逃げられるように周囲を確認しておくべきだ。流れが止まった際には、ミラーで後方の動向を注視した方がいい」(佐藤氏)という。

 19日の東京・池袋や21日の神戸などで暴走事故が相次いでいるが、アクセルとブレーキの踏み間違えにも気を付けたいところだ。

 前出の佐藤氏は「高齢者や初心者に限らず、ベテランも危ない」と強調する。

 「ベテランほど右足の位置感覚がインプットされている。家族と後ろを向いて会話するなど姿勢が崩れた際に、踏み間違える可能性もなくはない。左足をフットレストに置いて固定することなどを心掛けたい」

 ペダルを踏み違えるなどして車の挙動がおかしくなった場合の対処法については、「プロの間では『車がいつもと違う動きなら一瞬でもハンドル以外操作するな』とされている。ブレーキの正しい位置を確認するのはその次だ」と佐藤氏。

 ウンザリ渋滞でも気を抜くな、だ。

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