試験車両の役目終え展示へ JR東海N700系新幹線

 JR東海は19日、約14年にわたる走行試験車両としての役目を終えた新幹線N700系の先頭車両を博物館「リニア・鉄道館」(名古屋市)に搬入し、展示のための設置作業を行った。同館が新幹線を屋外に展示するのは初めてという。7月17日から一般公開する。

 展示する車両は、試作車として2005年3月に完成し、今年2月まで走行試験に用いられた。全長は27・5メートル、重さは40トン。車体を傾けてカーブの通過速度を上げるシステムや、時速330キロで走行する際の安全性を確認するための試験で、約130万キロ走った。

 次世代の「N700S」が試験車両として稼働し始めたため引退した。

 浜松工場(浜松市)からトレーラーで搬送された車両は、19日午前8時ごろから設置作業を開始。作業員が車両を保護する青色のシートを外した後、クレーン2台でつり上げ、展示場所に移動。今後グリーン車なども順次運び入れ、3両編成で公開する。

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