堺市、パブリックビューイングで世界遺産登録祝う

 百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録決定の歴史的瞬間を見届け、祝福しようと、仁徳天皇陵(大山=だいせん=古墳)を含む百舌鳥古墳群がある堺市で6日、世界遺産委員会の審議を生中継するパブリックビューイング(PV)が開かれた。

 市民芸術文化ホール「フェニーチェ堺」(堺区)には市民や関係者ら約700人が集まった。同日夕、古墳群の審議が始まると、スクリーンを食い入るように見つめ、登録が決まると「祝 世界遺産登録」と記されたうちわを打ち鳴らし、「やったー!」「万歳!」と歓声が上がった。

 その後、アゼルバイジャンのバクーと中継が結ばれ、現地を訪れている永藤英機市長は「これがゴールではない。古墳群を後世に伝えられるよう頑張っていきたい」と決意表明。会場の参加者と一緒に万歳三唱した。

 友人と訪れた同市西区の主婦(71)は「歴史的瞬間にどうしても立ち会いたかった。結果はほぼ分かっていたとはいえ、やっぱり感動しました」と興奮した様子で話していた。

 市文化観光局の宮前誠局長は「1600年もの長きにわたって古墳を守ってきた住民の努力が評価されたのが何よりうれしい」。堺市のPRキャラクター、ハニワ課長は「感無量。みなさんには顔色はわからないと思いますが、紅潮しています。英語の語彙力がないのでこれから勉強します」と話していた。

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