地震乗り越え、祭り開催 山車行列にぎやかに 新潟

 6月18日に震度6強の地震に見舞われた新潟県村上市で7日、江戸時代初期から続くとされる国の重要無形民俗文化財「村上大祭」の本祭りが開かれた。高さ5メートルを超える「おしゃぎり」と呼ばれる山車が市中心部を引き回され、沿道から見物客が手を振ったり写真を撮ったりしてにぎわった。

 同市郷土資料館によると、村上大祭は1633年に始まったとされる西奈弥羽黒神社の例大祭。青空が広がった午前8時すぎ、笛や太鼓の音が響く中、神社前の通りから、彫刻や人形で飾られた19台の山車が次々に出発した。

 地震被害の大きかった同市北部で自宅が被災した増子宗徳さん(38)はみこしの先導を担い「地震があっても例年通りに開催できることに感謝している」と話した。

 地震は6月18日午後10時20分ごろ、山形県沖を震源に発生。村上市と山形県鶴岡市を中心に、屋根瓦の崩落などの被害が出た。

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