創業99年の老舗かまぼこ店、和歌山「丸濱」廃業へ

 「あしべ焼」で知られる創業99年の老舗かまぼこ店「丸濱」(和歌山市和歌浦南)が28日で営業を終了し、廃業することが11日、分かった。

 同社は大正9年創業。地元・和歌浦などでとれた新鮮なハモやエソなどの白身魚を主原料に、かまぼこや天ぷらなどを製造。

 紀州徳川家初代藩主・徳川頼宣(よりのぶ)に魚のすり身をアシの葉で巻いて献上したのが由来という「あしべ焼」のブランドで、近畿圏の百貨店やスーパーなどでも販売していたが、近年、食文化の変化による需要減や原材料高騰などの影響を受けていた。

 同社はホームページに「断腸の思いではございますが廃業の運びとなりました」とする奥村典生代表取締役のメッセージを掲載。産経新聞の取材に対し「ホームページにある通り。お察しください」とした。

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