「想像できる未来は実現できる」iPS研究の高橋さん

 近畿と中部地方の女子高校生が参加する「ソロプチミストユース・フォーラム2019in神戸」が24日、神戸市中央区のホテルで開かれた。人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞を重い目の病気の患者に移植する世界初の臨床研究に取り組んだ理化学研究所の高橋政代さんが「20年前のわたし、20年後のわたし」の題で講演した。

 同フォーラムは、女性の生活向上などを支援する奉仕団体「国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョン」が若い女性の育成を目指し2年に一度開催している。今回は女子生徒92人が参加した。

 講演で高橋さんは、自身の研究内容などを紹介した上で、「当初は評論家から『網膜の再生などできない』といわれた。しかし、できると思わなければ何も達成できない」と語りかけた。さらに、100年後は患者の診断や手術は人工知能(AI)が担うとし、「想像できる未来は必ず実現できる」と強調した。

 参加した奈良県香芝市の高校3年、平田優奈さん(17)は「将来の夢は看護師。大学でより発展的な勉強ができるように、目標を見据えて努力したい」と話した。

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