「絵手紙電車」きょうから運行 和歌山電鉄貴志川線

 日本の民営鉄道初の猫駅長「たま」で知られる和歌山電鉄貴志川線(和歌山駅-貴志駅)で7日から、各地から寄せられた電鉄への応援の絵手紙を車内に掲示した「絵手紙電車」が運行される。貴志川線の利用を促進するのが目的。

 5回目のイベントで、絵手紙は、県内住民らでつくる「貴志川線応援絵手紙愛好クラブ」や「貴志川線の未来をつくる会」、和歌山電鉄が、貴志川線の応援や動物愛護などをテーマに募集した。

 今年は、国内の44都道府県からをはじめ、海外のフランスとイタリアからも含め計1578通が寄せられた。

 7日の運行を前に、地元の郵便局員や住民らも車内への掲示作業を協力。伊(い)太(だ)祈(き)曽(そ)駅(和歌山市)の車庫で、2両編成の車両の中づりや網棚の上の側面に絵手紙を次々と飾り付けた。

 駅長の「よんたま」も駆けつけて、その作業を見守った。

 絵手紙には、招き猫や季節の花、果物などを色鮮やかに描いたり、「皆で乗りに行こう」「ようこそ貴志川線へ」「君に負けずボクも皆を幸せにする」などのメッセージを添えたりした作品も。

 愛好クラブの島本忠生代表(77)=和歌山県岩出市=は「毎年、絵手紙電車を楽しみに全国各地から乗りに来てくれる人もいて、風物詩としても定着してきた」と笑顔。和歌山電鉄の担当者は「沿線の利用客と観光客との交流の場ともなっており、貴志川線を一層盛り上げていきたい」と話している。

 絵手紙電車の運行は11月29日まで。時刻表は和歌山電鉄のホームページで確認できる。

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