「W杯ラグビーに集中して!」 花園の地元・東大阪の市長選立候補者予定者が試合当日の街宣自粛方針

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の会場の一つ、花園ラグビー場。地元の大阪府東大阪市では大会中、任期満了に伴う東大阪市長選(22日告示、29日投開票)が実施されるが、市長選の立候補予定者は試合当日に会場周辺での街宣活動を自粛する方針を示している。W杯を楽しむ観戦者に配慮した対応だ。

 花園ラグビー場では、告示日の22日にイタリア対ナミビア戦、選挙戦最終日の28日にはアルゼンチン対トンガ戦が行われる。当日は多くの外国人観光客やラグビーファンらが訪れるとみられ、周辺の道路が歩行者専用になるなど交通規制が行われる。

 市長選にはこれまでに、無所属現職の野田義和氏(62)と無所属新人の浜正幸氏(67)=共産推薦=の2人が立候補を表明している。

 野田氏は8月29日の会見で「試合当日は外国人観戦者も多く訪れる。試合に集中してもらいたいので、日本的な選挙活動は控えた方がいいと思う」と述べ、試合前後の時間帯は会場周辺での街宣活動を自粛する考えを示した。浜氏も取材に「試合を楽しみにしている人がたくさん集まっているところ。街宣活動はふさわしくない」と回答。当日は別の場所を回り、会場周辺は試合以外の日を選んで活動する方針という。

 同じ日程で行われる市議選でも、一部の立候補予定者がこの方針に同調しており、ある現職は「W杯は市の国際イベント。有権者以外の観戦者も多く、邪魔をしたくない」と語った。

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