園児死亡事故受け、交差点に安全対策 奈良・生駒

 大津市の交差点で5月、散歩中の保育園児らに車が突っ込み16人が死傷した事故を受け、奈良県生駒市は市道交差点12カ所の歩道に、車の進入を防ぐ防護柵を設置するなどの安全対策を施す。

 大津市の事故を受け、生駒市は市が管理する道路を調査。交差する道路の規制速度や過去3年における事故の有無、幼稚園や保育所、小中学校が500メートル以内にあるかなど11の基準を設定し、市内の主要な市道交差点53カ所のうち、12カ所について優先的に対策工事を実施すると決めた。

 今年度は試験的な意味合いも兼ね、白庭台西公園付近の交差点(同市白庭台)と、第二阪奈道路小瀬料金所付近にある交差点(同市壱分町)の2カ所で工事に着手。いずれも学校や商業施設、公園が近くにあるため歩行者が多く、過去3年以内に交通事故が発生しているという。

 残る10カ所も来年度以降に順次、工事に着手する方針。その他の41カ所については、取り組みの結果を踏まえて検討する。市土木課の担当者は「まだ試行錯誤の段階だが、市民の安全向上を図り、ドライバーへの啓発にもつながれば」と話している。

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